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CPAPを保険で使うことは出来るのか?その費用は?
CPAPを保険で使うことは出来るのか?その費用は?
2023年10月24日
2024年6月28日
SAS
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目次
1
CPAPとは?保険適応はあるのか?その条件は?
2
CPAPが保険適応で治療できるか否か診断するための検査とは?
2.1
①自宅で行う簡易検査
2.2
②入院して行う精密検査
3
保険適応でCPAPを行う場合の費用は?
4
CPAPを保険適応で行えるか悩んでいるときは、まずは受診を!
5
参考文献
CPAPとは?保険適応はあるのか?その条件は?
CPAP(Continuous Positive Airway Pressure、シーパップ)とは、圧力をかけた空気を鼻から喉に送ることで睡眠時にもしっかりと呼吸をできるようにする治療法です。
多くの研究によって、睡眠時無呼吸症候群に対するCPAPの効果が証明されています。 CPAPは検査を行い、一定の基準を満たせば健康保険が適応されます。1998年にCPAPが保険適応になってから約65万もの人々がCPAPを保険で利用しています[1]。 CPAPを保険適応で利用するためには、ある基準を満たす必要があります。また、月に1回医師の診察を受ける必要があります。 CPAPの検査は入院が必要となるものがありますが、診察は入院ではなく外来でも大丈夫です。
CPAPが保険適応で治療できるか否か診断するための検査とは?
CPAPは誰でも使えるというわけではなく、使うには一定の条件を満たす必要があります。ここでは、自宅で行う簡易検査のときと、病院で行う精密検査のときの条件を説明します。
①自宅で行う簡易検査
血液中の酸素や脈拍数、呼吸の状態などを測定する機器を自宅で装着して1日寝ていただきます。検査結果はAHI(apnea-hypophea index: 無呼吸低呼吸指数)という、1時間あたりの呼吸が止まっていた回数と重度のいびきをかいていた回数を合計した数字で評価されます。この値が40以上であればCPAPが保険適応となります。40未満であれば②の精密検査に進みます。
②入院して行う精密検査
簡易検査を行った結果、より精密な検査が必要だと判断された場合は一泊入院していただきポリソムノグラフィー(PSG)検査を行います。この検査ではより詳細な睡眠の状態を調べます。この検査でAHIが20以上であった場合、CPAPが保険適応となります。
保険適応でCPAPを行う場合の費用は?
健康保険3割負担の方がCPAP治療をした場合、MIZENクリニックでは自宅検査の費用が約2,700円、精密検査の費用が11,250円となります。CPAPが保険適応となった場合は月1回の通院治療及びCPAPのレンタル費用で合計約月5,000円です。
CPAPを保険適応で行えるか悩んでいるときは、まずは受診を!
日中の眠気や集中力の低下をそのままにしておくと、毎日をスッキリとした状態で過ごすことが出来なくなってしまいます。快適な睡眠を手に入れるためにも、まずは当クリニックを受診してみませんか?当クリニックは睡眠をより快適なものにするために、あなたに合った具体的なプランを提案いたします。
参考文献
1.厚生労働省: e-Stat, 社会医療診療行為別統計(旧: 社会医療診療行為別調査) / 社会医療診療行為別統計 / 令和2年社会医療診療行為別統計 / 旧報告書1 診療行為・調剤行為の状況 / 医科診療 /第8表 2021: D列1673行