生活習慣病について

当院で診察している生活習慣病

高血圧、脂質異常症(高脂血症, 高コレステロール, 高中性脂肪)、糖尿病、尿酸・痛風、睡眠時無呼吸症候群。
当院ではこれらの生活習慣病を平日18時から22時まで、「働く人のための夜間診療」をコンセプトに診察しています。

生活習慣病について

生活習慣病に共通する特徴として以下の3つが挙げられます。

①ライフスタイル(生活習慣)に関連して発症し、良くなったり悪くなったりする
②通常は本人が感じる症状がないため、放置してしまい気づいたら悪化していることが多い
③最終的には心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる重大な病気につながる

<それぞれの病気の説明>

・高血圧

日本でもっとも多い生活習慣病で、高血圧の患者さんは全国で4000万人以上いると言われています。

高血圧は基本的に無症状ですが、放置した場合は心筋梗塞や脳卒中などの心血管病につながる危険性が非常に高いです。心筋梗塞や脳卒中で死亡される方は年間で30万人近くに登りますが、そのうち50%近くが日本人に多い高血圧が原因と言われています。

一般的に目標とする血圧は、収縮期血圧(いわゆる上の血圧)は140mmHg、拡張期血圧(いわゆる下の血圧)は90mmHgであり、両方の値を適正値にすることが重要とされています。

心血管病の原因としては軽症の高血圧
160未満/100未満mmHg(上の血圧が140から160mmHg、下の血圧が90から100mmHg)も見過ごせないとされています。

治療により収縮期血圧が10mmHg, 拡張期血圧が5mmHg下がると、脳卒中は40%、心筋梗塞は20%減ることがこれまでの研究で分かっています。

(参考) 日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン、厚生労働省 人口動態統計

・脂質異常症(高脂血症, 高コレステロール, 高中性脂肪)

日本では人口全体に対して脂質異常症の方の割合は、男性で約4人に1人、女性で約3人に1人と言われています。(女性に多いです。)

脂質異常症も高血圧と同じように、基本的には症状がないため放置しやすく、気づかないうちに心筋梗塞や脳卒中のリスクが上昇することが一番の問題です。

逆に症状が出ると、眼瞼に黄色腫と呼ばれる出来物ができて中々消えないため、仕事や社会生活で困ることもあります。

脂質の中でも特に問題となるのがLDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)です。LDLコレステロールが基準値の140mg/dl以上の方は、健康な80mg/dl以下の方に比べて、心筋梗塞などの虚血性心疾患になるリスクが2.8倍高いとう研究結果もあります。

TG(いわゆる中性脂肪)に関しては、LDLほど心筋梗塞や脳卒中のリスクは高くないと言われていますが、動脈硬化を悪化させることは研究で分かっており、健康に害があることは間違いありません。

ライフスタイル改善や薬物治療により脂質の値が下がれば、これらのリスクも確実に下がることが分かっており、早めの治療開始が重要です。

(参考) 日本動脈硬化学会 脂質異常症治療ガイド

・糖尿病

糖尿病も他の生活習慣病と同じく、初期は無症状で放置すると悪化し、心血管にダメージを与えて、心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。ある研究では、糖尿病の方は健康な方に比べて心筋梗塞や脳梗塞になるリスクが3倍高いと報告しています。

糖尿病ではこれに加えて、視力が悪化したり、手足の感覚が鈍くなったり、腎臓にダメージを与えて腎機能の低下が起こります。

また、重症になるとインスリン注射やさらに悪化すると人工透析が必要になるのも糖尿病の恐ろしい点です。インスリンや透析が必要になると、日常生活にも制限がかかります。

糖尿病は尿でも検査でき、比較的早期に気づきやすい特徴もあります。きちんと定期的に検査して、異常が出たら早めにライフスタイルの改善や、必要なら薬物治療(内服)を行い、インスリンや透析が必要になる事態を避けることが重要です。

・尿酸・痛風

高尿酸血症(血液検査で尿酸が高い)による被害で最も有名なのが痛風発作です。

高い尿酸値も通常は症状がないため放置しがちですが、気づかないうちに関節に尿酸が結晶として蓄積し、ある日突然激痛を伴う発作を起こすことがあります。また、同じように尿路に尿酸が蓄積して結石を作り詰まってしまうと、尿路結石として激しい発作的な腰痛の原因になります。

また、痛風や尿路結石とは別に、近年では高い尿酸値がやはり他の生活習慣病と同じように心筋梗塞や脳梗塞の原因になり得るという研究結果が増えています。

恐ろしい発作を防ぐためにも、長期的な心筋梗塞や脳梗塞のリスクを減らすためにも、高い尿酸値は放置せずに早めにご相談ください。

(参考)高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン

当院での生活習慣病治療

上記のような命に関わる重い病気に発展するリスクを減らすためには、生活習慣病は早めに治療することがとても大切です。

生活習慣病は1回薬を飲んだら治るというものではないので、ある程度の期間しっかり治療(主にライフスタイルの改善と内服治療)に取り組むことが大切になります。

しかし、生活習慣病にかかりやすい働く世代(30代~50代)は忙しくて定期的にクリニックに通うことが困難です。

そこで当院では、医学的な安全性・有効性はもちろん、次の2つの点を大切にしています。
それは通いやすさとコミュニケーションです。

どんなに素晴らしい医療も患者さんが通い続けて治療を継続できなければ、その患者さんにとっては意味がありません。そのため、当院では治療の大前提として、忙しい働く世代が少しでも通い続けやすいように、夜間診療やネット予約・問診などを行っています。

また、生活習慣病の治療はライフスタイルに直結しています。しかし、通常そう簡単にライフスタイルを変えることはできません。医師が「運動が大切です」と言うことは簡単ですが、患者さんがそれを実行するには大きなハードルがあります。そのため、当院では患者さんとの信頼関係、コミュニケーションを大切にし、患者さんが無理なく治療に取り組めるよう、1人1人のライフスタイルを重視して治療に当たります。

私たちは患者さんにとって少しでも通いやすく、信頼できるクリニックを目指し、日々診療と業務の改善に取り組んでいます。

実際の治療スケジュール

生活習慣病を治療する上で最初に重要なポイントは、薬を使うかどうかです。そして薬を使わない場合は、ライフスタイルの改善にしっかりと取り組む必要があります。

薬を始めるべきかどうかについては、各ガイドラインに指標が示されていますが、ライフスタイル改善の可能性や、薬に対するイメージや不安など、どのような治療方針が良いかを決める要因はひとりひとりの患者さんによって様々です。

そこで当院では医学的な必要性に加えて、ライフスタイルや薬に対するイメージやご本人の希望を良くお聞きして、まず薬を使うかどうかを決めます。

このように治療の初期は、ひとりひとりのライフスタイルや考え方を伺うことが重要です。また、薬でもライフスタイル改善でも、最初のうちはしっかり効果が出るか、副作用がないか、安全で効果の高い治療のためにまめなチェックが必要です。

そのため、当院では概ね、最初の1ヶ月は2週間おきに(初診と合わせて1ヶ月に3回)、その後治療が安定するまでは1ヶ月おきに受診することをお勧めしています。

忙しい方にとってはやや負担になる頻度ですが、担当医との信頼関係を作らせて頂き、ご自身にあった治療プランを早いうちにきっちり決めることが重要だと考えています。

その後、検査値が目標に達して治療プランが固まったら、2ヶ月ごとなど忙しくても無理なく通える頻度に調整していきます。

採血などの検査については同様に、治療プランが決まるまでは効果判定のために回数が多くなりますが、検査値が安定してくれば3ヶ月に一度程度が目安になります。

また会社の健康診断などがある時期は、結果をお持ち頂ければ当院での検査の代用とし、可能な限りご負担を軽減します。

上記のスケジュールはあくまで一般的にしっかりした治療に必要ですが、通院自体が負担になって放置してしまっては意味がないので、上記を基準にひとりひとりのご都合に、医学的に可能な範囲で合わせていきます。

治療費用

自己負担費用は3割負担の場合、初診から1ヶ月以内は約1000円/回、その後は約1500円/回が基本で、血液検査がある場合は約2000円/回が加わります。特殊な検査項目やインスリン管理などがある方は別途費用が発生しますが、上記を大幅に上回る場合は、事前にご説明致します。

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